ゴルフ進化論とは?
人間の進化とゴルフの関係
進化論という言葉でまず思いつくのは、ダーウインという生物学者の名前という人が多いでしょう。彼が提唱したのは、生物は不変のものではなく長期間かけて次第に変化してきた、という生物学上の考え方です。現在見られる様々な生物は全て進化の過程のなかで生まれてきたとする理論で、われわれ人類もその例外ではないわけです。人類は一般にアウストラロピテクスとよばれる猿人に始まるといわれますが、実際はそれ以前のはるか昔に起原しているわけです。
生物学の正確な説明ではありませんが、二足歩行となる以前は間違いなく四足動物の時代があり、人間の骨格の仕組みにはさらに鳥類の機能や魚類の機能の名残が見られるのです。ゴルフ進化論とは、進化の過程で人類に備わったこれらの機能を正しく理解して、理に適った体の動きをゴルフに生かしていこうという考え方です。
四足動物からの進化の過程で、その前脚と前足に当たるのが腕と手ということになりますが、実はそのように単純ではなく、腕や手に鳥の翼と羽の機能も受け継いでいるのです。われわれの身体に鳥の機能が受け継がれていると思っている人は誰もいないでしょう。それはわれわれ人類には飛ぶという実態の機能がないからです。
また、解りにくいのはひとつの腕や手に二つの機能が重なっているということでしょう。しかし、これは腕を前と後、手を親指側と小指側に分解すると意外に明確になるのです。前腕と親指側を通して体幹の前側につながっているのが四足動物の前脚(足)の機能で、後腕と小指側を通して体幹の後背部とつながっているのが翼(羽)の機能ということになります。
これらのつながりと機能を使えば体幹(ギアボックスとコア)を動かすだけで、手足の指先まで動かせるようになり、腕や足、手など各パーツを別々に意識して動かすなどという複雑なスイングとは無縁になります。いつも単純な形で動かせる究極の「シンプル・スイング」を手に入れることができます。
以上の説明でお分かりになる方はおいでにならないと思います。消化不良でイライラされている方もおられるでしょう。申し訳ありませんが、文章だけでご理解いただくのは困難です。ぜひドリーム・ゴルフスクールにご参加ください。これまで皆さんが受けてこられた部分修正だけの、その場限りのレッスンとは異次元の上達法をお教えいたします。
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